新郎に結婚式準備を手伝ってもらうコツ
結婚式の準備でも、仕事の手伝いでも、誰かに何かを頼むことが多いと思います。
結婚式の準備では、2人とも仕事をしながら進めないといけないので、時間もなかなか作れません。
人で準備進めれば良いと思っても、やることや決めることが多く思ったように進められないこともあります。
とくに新郎となる男性は、なかなか結婚式の準備に対して自主的に動いてくれるかというと、そうでない場合もあります。
そこで、新郎に結婚式準備のお願いするときに、こういうお願いの仕方の方がただ単にお願いするよりも良いよ!ということをまとめていきます。
あわせてこちらの記事も読んで貰れたら、結婚式の準備や仕事の消化スピードを早める参考になると思います。
小さい事からお願いする
まずお願いをするときに、小さいことからお願いしてみましょう。
いきなり手伝って欲しい事をそのままお願いするのではなく、もっと作業量や負担の小さいものからお願いするということです。
フットインザドア
小さいことから段階的にお願いすることをフットインザドアと言います。
人は何か決めたことなどをやり遂げたいとどこかで思う心理的な効果を使ったものです。
例えば結婚式のウェルカムスペースで飾るものを作りたいと思っていて手伝って欲しいという場合、最初から「これ作るの手伝って」という投げかけ方ではなく、もっとシンプルに簡単に理解できてやれることを相手にお願いします。
これ作ってとだけ頼まれると、頼まれた側は「何をどうしていいかわからない」「あとで違うとか言われたらどうしよう」「そんなに急にできない」など思ってしまう場合があります。
そうなると余計に手伝ってもらえる確率は下がっていってしまいますので、簡単に理解できるものを最初にお願いしてみてください。
「この木のここを切って欲しい」とまずは単純作業でできることをお願いして、それが終わったら「この木とこの部分をボンドでくっつけて欲しい」など次のステップをお願いして進めていきます。
一度頼まれたことに対してOKと返事をして作業を手伝い始めたら、終わるまでやらなきゃと心理的に思ってしまうので、2つめ、3つめのお願いも聞いてくれるという流れになります。
なかなかお願いできてなかったけど、手伝って欲しいときは、是非一度この方法を使ってみてください!
手伝ってもらったら放置しない
手伝ってもらったら、「じゃあ次はこれで!」と進めるのではなく、感謝の気持ちとよく出来ている部分を褒めるということも心がけてください。
プライベートでも仕事でも意識しておくと、人間関係もスムーズに構築できますので、この部分はしっかり意識しておきましょう。
あなたが手伝ってあげた時に、すぐに次の指示出されたら少しムッとしませんか?
手伝ってあげたのに、ありがとうもないの?と思いませんか?
手伝いをお願いする側は、ついつい忘れてしまうこともありますが、手伝った方からすると一言あるかないかだけでも、その後のテンションに影響してしまう場合が多いです。
ですので、お願いした側は一つ作業を終える度に「ありがとう、本当に助かった!」「ここめっちゃうまく出来たね!」など一言で構いませんので、感謝と褒めるということをしてあげてみてください。
ダメ出しするときの注意点
何か手伝ってもらっても、ちょっとここが・・・という部分で思うところもあるかもしれません。
そんなときに強く指摘してしまうと、「いや、頑張ったのに」とテンションが下がってしまう可能性もあります。笑
自分の思い通りにならないと、ちょっと強く言ってしまいたくなりますが、ぐっと堪えてください!
ダメ出しや改善点を伝える場合は、最低でも2つ褒めて1つ改善部分を伝えるということを意識してください。
まずは2つ相手の良いところ、今回の作業のよかったところを伝える。その後に、あとはここだけこうなってた方が嬉しいと伝えます。
いきなりダメ出しされるよりも、受け取る側は心理的にも受け入れやすい状態になっているので、ムカっとされるリスクを減らしつつダメ出しをすることができます。
最初から指摘されてしまうと、今までの頑張りや人格などを否定されているかと思ってしまい、必要以上にテンションが下がったり気にしてしまったりするので、褒めてから指摘するという順番が大事です。
そもそも結婚式の準備は二人でするもの
そもそもの話になってしまいますが、結婚式の準備は2人が進めていくものです。
なんでこっちがこんなに下手にでるような事をしないといけないのか?と思う人もいると思います。
気持ちはすごくわかります。同じ方法を向いて進んでいかなきゃいけないのに、なんで自分だけががんばらなきゃいけないんだろうと感じてしまいますよね・・
ただ、そこで少し高圧的に出てしまうと、喧嘩になったりして当初の目的である「準備を進める」というものが遠ざかってしまいます。
一旦その場だけでもグッと堪えてお願いしてみましょう。
パートナーが準備にあまり乗り気ではないという状態は「当事者意識」が薄いからということが大きな原因と考えられます。
なんとかなる、代わりにやってくれる、後半頑張るといった考えをもっていると、当事者意識が薄くなり準備を進めようという気持ちにはなかなかなれないものです。
ですので、そういった状態であればまず最初に当事者意識をもってもらうことも同時に進めていきましょう。
当事者意識にをもってもらう方法については、また別記事でまとめていきますね!
まとめ
手伝いをお願いする場合には、まずは小さな簡単なところからお願いをしていきましょう。
お願いをして手伝ってくれたら、ありがとうという感謝の言葉とよかったところを褒めるという点を伝えてみてください。
その中でも「もう少しここはこうして欲しかったー」という点は、2つ以上褒めてから指摘をして直してもらいましょう!
いきなり指摘されると否定された気持ちになり、テンションが下がってしまいますので、褒めてから指摘するという順番で指摘してみてください。
お仕事で同僚や部下にお願いするときにも使えますし、結婚式の準備でパートナーにお願いするときにも使えるテクニックですので、是非使ってみてください。
もちろん自発的に手伝ってくれることがベストではありますが、雰囲気を悪くせずに進めていくために、まずはできることからやってもらいましょう。
別記事で当事者意識の持たせ方をまとめましたら、こちらにも追記させて頂きます!
【2020/5/16 追記】
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