緊急事態宣言を受けて、結婚式はできるのか?

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ウェディングを中心に活動しているフォトグラファーの高野です。

今は千葉県の南流山駅近くにある事務所兼プチスタジオでも撮影をしており、スタジオ撮影としても対応しております。

シンプルだからこそ残せる雰囲気や表情があるので、ぜひそうした写真も検討してみてください!

ウェディング以外にも、家族写真や企業写真、フード写真など多岐に渡り対応しておりますので、何か気になればお気軽にご連絡ください。

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本日、2021年1月8日より緊急事態宣言が出ました。

今回はこの緊急事態宣言が出た状態で、結婚式はできるのかを考えてまとめていきます。

ゲストの方や親族の方が遠方で、長距離移動が必要という場合など、状況によって変わってきますが、参考になれば幸いです。

まずは緊急事態宣言の内容をまとめてから、結婚式の状況と照らし合わせていきましょう。

緊急事態宣言の内容

今回の緊急事態宣言の内容を以下にまとめていきます。

移動の制限

✔不要・不急の外出を控える
✔20時以降の不要な外出自粛

イベント開催について

✔不特定多数が参加するイベントは特別対応が必要。規模などの要件にそった開催を要請

*人数の上限、収容率、飲食を伴わないことが要件になる。

施設の使用

✔飲食店に対して営業は20時までの要請(酒類の提供は11時から19時まで)
✔遊技場や大規模な店舗に対しても同様の要請

テレワーク

✔出勤者数の7割削減を目標にテレワーク、時差出勤のお願い
✔20時以降の勤務抑制

 

こちらが今回の緊急事態宣言の内容になります。前回の内容に比べると、全体的に緩くなり要請の度合いも弱くなっているという印象を受けました、

参考:新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房)

飲食店について気になるところ

今回、飲食店での感染が多くなってきたということから、こうした飲食店を中心に店舗への要請がおきています。

じゃあなんで飲食店が多いのかと考えてみました。

新型コロナウィルス感染症対策推進室のページにも書いてありましたが、マスクの着脱があることで感染が増えやすい環境ということが要因の一つとして考えられます。

これはお客さん側での対策の部分ですね。ではお店はどうでしょう。

厨房やサービススタッフが対策ができているかというと、できていない店舗も多く、そうしたところから感染が広まっているという事実もあります。

この店舗内スタッフ間での感染が広まっている状況というのは、マスクの違いによるものも多いと思います。

当初から意味がないと言われてきた、フェイスシールドやマウスシールドを使っていることが共通点として挙げられるのではないかと思います。

フェイスシールドやマウスシールドについては、こちらの記事が実験結果などものっていてわかりやすいです。

新型コロナ対策  フェイスシールド・マウスシールドってどうなの?

こうしたズボラな対策だけをしているお店は遅かれ早かれこうした状態になってしまうと思いますので、要請以前の問題な気もしてしまいます。

ちなみに一番効果が高いのが不織布マスクです。

結婚式はできるのか

結論から先にお伝えすると、出来るが自分の結論です。

2つのパターンで考えていきたいと思います。結婚式といっても人によっては挙式のみという方もいらっしゃると思いますので。

この緊急事態宣言の中で出来るかどうかの結論になりますので、前提として今までの感染予防対策をしているということだけご理解ください。

挙式のみ

挙式のみであれば、気をつけないといけない点としては以下の点です。

✔20時以降の外出にならないように、挙式の開始時間・終了時間を確認する

密にならないように、人数や座席の間隔に気をつけて、時間を守れば緊急事態宣言の要請項目に該当しないので、挙式をすることは可能です。

実際に挙式では会話が日常よりも少ないので、飛沫なども飛びにくい状況です。

新郎新婦のお二人、牧師さん(もしくは司会者さん)が話すだけで、それ以外の方は大きな声を出すこともなく、参列をしている状況です。

挙式・披露宴

挙式の注意点はさきほど書いた内容ですが、披露宴に関しては追加で以下の点がポイントになります。

✔酒類の提供時間は19時までに

披露宴だとお酒が出てきます。この部分に該当しますので、19時までに披露宴がおわるようなスケジュールであれば、要請項目に該当しません。

イベントの要請部分にある、不特定多数が参加するという項目については、結婚式はフラッと誰かが入ってくるものではなく、新郎新婦が呼んだゲストになるので該当しません。

イベントの要請部分である飲食を伴わないという部分に関しては、レストランや飲食店というくくりで考えれば問題ないです。そういう意味ではレストランウェディングなどは、妨げられないことが確実ですよね。

あとは注意点としてマスクの脱着による感染があるかと思いますが、例えば披露宴で食事が出てきている間は、各卓にパーテーションをおき対応。食事が終了と同時に新品のマスクをゲストにお渡ししてそれを着けて頂ければ対策になります。

手指消毒などは、もちろん今まで通り徹底的にするように、各卓などに1つ以上置くなどの対策は必要です。

可能であればプランナーさんに厨房スタッフや式場スタッフはフェイスシールド、マウスシールドを使っているのか、使っているのであれば不織布のマスクに対応を変えてもらえないかなど確認、依頼してください。

ゲスト含めて出席者が万全でも、会場側で少しでも漏れがあると結果的に不安は強くなってしまいます。

屁理屈ではないのか?

人によっては、屁理屈ととられるかもしれませんね。

ただ、国が決めたルールや指針を否定したり、それに対して文句をいって時間を消費してしまうことが一番もったいないと思います。

声をあげることですぐに変えられるのであれば、そうした時間も必要かもしれませんが、ここを否定して変えさせることは、新郎新婦からしたら自分たちのできる範囲を大きくこえてしまっています。

ですので、決められたルールの中で最大限工夫をすることで解決することしか現状できません。

内容を精査しないでも、緊急事態宣言が出たというニュースだけで世の中の新郎新婦、結婚式場はネガティブになってしまいます。

出来ることを出来る範囲で最大限やるということが今できることです。

ルールを守った状態で行う活動に対して、文句をつけて何もできない状態になってしまったら、経済的にも完全に終わると思っています。

そういう状態になってしまったら、誰も家から出ずに経済活動は一切停止せざる得ないと思うからです。

この緊急事態宣言の内容が変わり、結婚式に対して自粛要請が出てしまったらそれは受け入れるしかありませんが、今時点では違います。

このルールのもとで結婚式をあげる2人に対して、誰も文句をいう権利はありません。

コロナ禍での結婚式のガイドライン

コロナ禍にある今、結婚式に対する決断などもどうすべきか悩んでしまうことが多いですよね。

誰に何をしていけば良いのか、何を確認していけば良いのか、わからないことだらけで精神的にも消耗してしまいます。

現役のプランナーさんたちが集まり、活動しているSUEHIROという団体があります。

そこが出しているガイドラインが大変参考になりますので、ぜひお読み頂ければと思います。

コロナと戦う、ガイドライン「結婚式Q&A集」完成!!

まとめ

緊急事態宣言が出されたということで、もう結婚式ができないということはありません。

内容をしっかり精査すれば、気をつけるべきところを抑えて結婚式を行うことは可能です。

諦めないでください!と簡単にいうことはできませんが、最後まで新郎新婦に寄り添って一緒に悩んでいきたいと思っています。

遠方からのゲストがコロナの影響で移動ができないなどの事態も出てくる方がいると思います。

きて欲しい人、みて欲しい人がその場に来られないということは、本当に心苦しいですよね。

なんとか1日でも早く、自由に何の気もつかわずに、堂々と結婚式を挙げられるようもう一踏ん張り頑張りましょう。

こちらの記事ではストレスや不安についてまとめています。

あわせてお読み頂ければ、少しお力になれるかもしれません。

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