結婚式の演出、それは本当にあなたのやりたいこと?
心理学は理解していると、冷静になれるし、少し自分や相手を俯瞰的に見ることが出来ます。
こちらの記事では、結婚式の準備に使える心理学を紹介しました。
今回も心理学をベースにお伝えしますが、きっとあなたの結婚式の内容の精査に役立つハズです。
その結婚式の演出は本当にあなたのやりたい事ですか?
結婚式では挙式、披露宴、人によっては二次会と色々なシーンがあります。
それぞれのコンテンツを新郎新婦の2人が決めていくわけですが、あれもこれもと詰め込みすぎてませんか?
今流行っていて「なんとなく」であなた達のコンテンツに加えようとしてませんか?
なぜなんとなくやりたくなるのか?
結婚式の準備に限らずですが、人はみんながやっているとやりたくなってしまいます。
これを心理学ではバンドワゴン効果と言います。
例えば、あなたが見ていなくても周りの友人の多くが、あるTVドラマを見ている/支持しているというだけで自分も見たくなってきたりしませんか?
大勢の人が関心を持っている、支持をしているものが気になってします現象のことを、バンドワゴン効果といいます。
日本人は全体的に空気を読んで、周りに合わせるということをすることが多いので、そういった面でもこのバンドワゴン効果も色々なところで使われていると思います。
一度俯瞰して見てみる
結婚式の準備を例に考えてみたいと思います。
披露宴は時間が限られてしまっています。その中であなた達のやりたいことを決めていくわけですが、その時にこう考えてください。
「これは流行りに乗るとかではなく、本当に自分たちのしたい事なのか?」
一呼吸おいて考えてみると、削っても良いコンテンツや本当にやりたいコンテンツが見えてきます。
インスタグラムやPinterestで見かけた演出やコンテンツを「なんとなく」やりたいと思っていませんか?
結婚式の準備中はやりたいことが溢れてきて、なんでも全部やりたくなります。ただ、結婚式場の時間の関係などで全てを綺麗に収めるということが出来ない状況です。
もし全てやりたいコンテンツを入れ込めたとしても、その分ゲストやご家族との会話やコミュニケーションは少なくなります。
全部やって欲しいし全部楽しんで欲しいですが、現実的には難しいので、本当に心からあなたがやりたいことを明確にしてください。
やらなくても良いを知る
今まで色々な結婚式の撮影をしてきましたが、本当にそれぞれ中身は違いました。
- 新婦から新婦両親への手紙は、自分に雰囲気が合わないからやりません
- ファーストバイトはやらない代わりにサンクスバイトします
- コンテンツは歓談のみで、交流を大事にするので、特別なことはしません
このように、やらないという選択肢もあるのです。
これとこれは結婚式ではやらなければいけないと思い込んでませんか?
結婚式の内容を比べられるかもという恐怖
もしかしたら「友達の結婚式と内容や演出を比べられるかも」という不安があるのかもしれません。
なぜそう思ってしまうのか簡単に書きます。
それはあなた自身が自分と人を比べてしまっているからです。
自分が比べているから、他の人も自分を比較対象にするのではと考えてしまいます。
なぜ自分と他人を比べてしまうのかというと自分の基準・軸を意識していないからです。
結婚式の中で家族、ゲストに伝えたいことや感じて欲しいこと、自分が本当にしたいことが明確になっていて、自分の軸として出来ていれば比べることもありません。
こうした不安を感じた方は自分と向き合って、「絶対に譲れない価値観・大切にしていること」を考えてみましょう。
ただ、結婚式は新郎新婦どちらかの意見だけで成り立つものではなく、2人それぞれの考え方をベースに作り上げていくものです。
結婚式の準備に限ってはどちらか1人ではなく、2人で「絶対に譲れない価値観・大切にしていること」を確認しましょう。
2人の中で明確な基準・軸が出来たらそれを実現させるためには、どのコンテンツを入れてどのコンテンツを外すのか楽になります。
まとめ
結婚式でやりたいことを詰め込みすぎて、何を削ったら良いのかわからない場合、流行などは一旦忘れて自分たちの「絶対に譲れない価値観」を考えてみましょう。
その価値観をもとに、結婚式でやることを考えてみてください。
バンドワゴン効果で、周りの多くの人がやっている事に無意識に興味を惹かれたり憧れてしまってませんか?
一度冷静になって考えてみてください。
結婚式を迎える2人が、当日何の不安も後悔もなく、最高の1日を過ごせること願っております!
何か不安なことや気になることがあれば、こちらのコンタクトページもしくはLINE@からお気軽にご連絡ください。