結婚式の準備でパートナーや担当プランナーさんとうまくコミュニケーション取る方法
こんにちは。
ウェディングを中心に活動しているフォトグラファーの高野です。
今は千葉県の南流山駅近くにある事務所兼プチスタジオでも撮影をしており、スタジオ撮影としても対応しております。
シンプルだからこそ残せる雰囲気や表情があるので、ぜひそうした写真も検討してみてください!
ウェディング以外にも、家族写真や企業写真、フード写真など多岐に渡り対応しておりますので、何か気になればお気軽にご連絡ください。
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結婚式の準備でパートナーと会話をするときだったり、結婚式場の担当プランナーさんと会話していく中で、うまく自分の伝えたいことが伝わっていないと思う方も多いのではないでしょうか。
そこでどんな風に伝えたら良いのか、どうしたらもっと意見を出してもらえるのかなどのアドバイスをこちらにまとめさせて頂きます。
1.具体的に伝える
当たり前かもしれませんが、人はそれぞれ物事の捉え方が違いますので、自分が思っていることをそのまま100%理解してくれるというのは正直難しい話です。
パートナーに対して
長い期間、一緒に過ごしたりするとこの感覚が麻痺してしまい、「ここがアレで・・・」など伝え方も抽象的になってしまいませんか?
ただ、結婚式の準備は新郎1人で、新婦1人でやるものではなく2人で一緒に進めていくものです。予算も大きくかかってきていますし、憧れや理想などたくさん結婚式に込める思いはあると思います。
そこで、中途半端に伝わった状態で進めていくと、衝突してしまったりガッカリしてしまうということもありますので、改めて具体的に伝えるということは意識しておきましょう。
その準備がいつまでにおわっていないといけないのかという日程などを具体的にあげて説明しても良いかもしれませんね。
結婚式の演出でやりたいことを伝えるという場面でも、ただ漠然とやりたいということを伝えるのではなく、「これをやるとあなたはこういうことが出来て、こういう演出になる」など相手にその演出をしたときのことをイメージできるように伝えたほうが納得してもらいやすくなりますし、乗り気になってもらいやすいです。
結婚式場のプランナーさんに対して
結婚式場のプランナーさんとは結婚式の準備をするとき、一番相談をしたりする機会が多いと思います。
お2人の結婚式の準備の中核を担っているといっても過言ではないプランナーさんですから、きちんと伝えておかないと結婚式当日のイメージが変わってしまったりしてしまいます。
なんでこれをしたいのか、なんでこれを選びたいのか、なんでこれをしたくないのか。
ただやりたくないです!こっちの方が好きです!というよりも、「こういう考えがあって、これはやりたくないので、こっちでこういうことをしたい」という形で理由やその選択に至った背景などをセットで伝えていくと良いと思います。
2.意見を聞いてみる
自分の考えだと、ある種方向性が決まった中で話をしてしまうことになるので、他にどういったポイントがあるのか気付けなかったりしてしまいます。自分の考えが逸れていないかなど確認できるという点、相手に自分ごととして捉えてもらえるという点で、意見を聞いてみることはかなり重要です。
パートナーに対して
自分のしたいことや意見を伝えて、「そっか。わかった。」となってしまうと、一見自分の考え通りに進められるかと思ってしまいますが、進めていくにつれて考えのギャップだったり、意見が食い違ったりしてしまい、結果スムーズに進められなくなってしまうことがあります。
1.具体的に聞いてみる でも書いたように、理由などをセットで具体的に自分の意見を伝えたあとに、どう思う?と相手の意見を聞くようにしましょう。
どう思うか?と聞かれたら、相手も自分の意見をまとめないといけない状況になるので、自分ごととして話を咀嚼してくれるようになります。
話をするときに「◯◯のことについて意見ききたいんだけど、自分はこういう理由でこうしたいと思ってるんだけどどう思う?」という形で、意見を求めますというポーズをしてから伝えると、相手の理解しようとする意識が強くなりますので、こうした話しかけ方だとより伝わりやすいと思います。
相手からの意見が出てきたとき、場合によってはそれに対して否定的になりたい気持ちになると思いますが、即否定はコミュニケーションが進まなくなるのでお勧めしません。
相手の意見に対して、否定したくなったら一度ぐっと堪えて、「これをやるためにはどうしたら良いと思う?」などもう一度意見を聞いてみましょう。
そこから会話が広がりますし、解決糸口も見えやすくなります。ムカついたから即否定というのは、自分にとってもメリットがないので冷静にいきましょう!
結婚式場のプランナーさんに対して
結婚式場のプランナーさんに対しても、なるべく積極的に意見をもらうようにしましょう。
一般的に結婚式場にいるプランナーさんは、担当している組数が複数というのは当たり前の状態で、同時進行でいろいろな話を進めていますので、人によってはある意味適当に「わかりました」と言ってしまう方もいます。
もちろんそれで結婚式当日に何の問題もなく、理想通りの結婚式が行えたのであれば問題ないですが、何が起きるかわからないのが結婚式なので、きちんと伝えておきましょう。
プランナーさんに対しても、「これをこうしたいんですけど、どう思いますか?」など意見を求めることは大切です。ただ、「良いと思います」だけの回答だと少し不安に思ったほうが後々のためにも良いです。
なにが良いと思ったのか、同じようなことで他のやり方はあるのか、これとこれはどういう違いがあるのか。
そういうことを話してもらえないと、こちらも損をしてしまったりする可能性はありますし、知らない選択肢があるかもしれません。
ですので、意見を聞いて返ってきた答えが一言で「良いと思います」であれば、「ちなみに過去にこういうことした人はいました?」「もしプランナーさんが今新婦で決めるとしたらどういう基準で決めていきますか?」など、さらに意見を求めていきましょう。
そうするとプランナーさんも、聞かれたことに対してきちんと答えなきゃいけないので、理解度を高めてくれます。
この2点を抑えればまずはOK
まずこの「具体的に伝える」ということと、「相手の意見を聞いてみる」というこの2点を意識していくことで、伝わり方や相手の姿勢は変わってきます。
ただ気をつけないといけないのは、具体的に伝えているときに一方的になりすぎずに、相手のペースを考えておかないと、ちょっとギクシャクしてしまうかもしれません笑
また相手の意見を聞いてみるということだけに意識をおいてしまうと、ひたすら質問攻めにあっているような気分に受け取られてしまう可能性も高いですので、こちらも矢継ぎ早に求めるというよりも相手のペースのことも大事にしてくださいね。
意見を聞いた時に「ちょっと、うーん、わからない」という回答だった場合、「ちゃんと考えてよ!」とかは言わないようにしてくださいね!考えていなかったとしても、考えていたとしても、そこで追い込んで意見を出してもらうメリットはないです!
伝えるタイミングが少し違うだけで、今考える余裕がなかったのかもしれません。ですので、焦らずまた少し時間をおいて話してみましょう。
聞き上手は話上手
むかしから言われている言葉かもしれませんが、聞き上手は話上手というのは間違いなくて、相手が聞き上手だと気付いたら自分の意見や考えを話してしまっていたりします。
伝えることや話すというコミュニケーションは一方的ではなく、双方向のやりとりです。自分だけが話せば伝わるかというとそういうわけではありません。
どういうポイントを抑えている人が聞き上手なのか簡単にこちらにまとめていきますので、参考にしてみてください。
自分だけが一方的に伝えるだけで良いのであれば聞き上手というものは意識しないで大丈夫ですが、パートナーにしろ、プランナーさんにしろ相手の希望を聞いたり、自分の希望を伝えて実現に向けて話あっていくわけですから、聞き上手になって相手の意見や希望、考えていることを引き出せるとよりスムーズに自分の意見を通しやすくなります。
ミラーリング
簡単に説明すると話している相手からみて鏡のように同じ行動をすることです。
このミラーリングは表情や仕草、姿勢などを相手と同じように真似ることだけですので、簡単にできます。
ただ、露骨に真似をしているように見せてしまうと、むしろ不快感を与えてしまうので気をつけてください。きちんと相手への尊重をもって調和を意識しないと喧嘩を売ってると思われても仕方ないです。笑
こちらのサイトが参考になると思いますので、あわせて読んでもらえればと思います。
【誤解に注意!】プロが教えるNLPのミラーリングの秘訣とは?
例えば、相手が話しているときに両手を机の上に置いていたら、同じように自分も置いてみたりするだけです。なんでこの行動が聞き上手になるのかというと、人は自分と同じもの、近いものをもっている人に親近感を覚えます。
親近感を覚えることで、無意識に話しやすいと思ってしまうということです。地元が同じだったり近かったら、初めましての人でも結構会話が盛り上がりませんか?
共通の何か、近い何かがあると親近感・安心感をもって話せるので、こういうミラーリングという技術が使えます。
うなずく、相槌をうつ
相手に話をしやすい雰囲気を作ってあげるためにも、うなずく、相槌をうつということを少し意識してやってみましょう。話を聞いてくれていると思えば、相手も話しやすくなります。
自分の話ばかりをすると、自分本位だと思われてしまうこともありますし、自分の意見だけを押し通そうとすると理解もしてもらいにくくなります。
そのため、自分の伝えたいことはきちんと具体的に伝えつつ、相手の話はきちんと態度で示しながら聞いていくことがコミュニケーションでは大切です。
プランナーさんを相手に話すときもそうですが、相手は仕事でプランナーという役割をしてますが人ということに変わりはありません。相手に気持ちよく話させる雰囲気を作っていくと、自分たちにとってメリットのある提案をしてもらえたり、こちらの要望をなんとか通してくれようとかけあってくれたりします。
コミュニケーションでは、どちらが上でどちらが下という上下関係はなく、お互いが対等の立場で話したり聞いたりするものですので、自分が伝えやすい環境・話しやすい環境を作るためにも、相手に伝えやすい環境・話しやすい環境を先に作ってあげると良いと思います。
まとめ
うまくコミュニケーションを取る方法は「話しやすい環境・伝えやすい環境を作る」ということがベースにあります。
このベースを作るために、①具体的に伝える、②意見を聞いてみる という方法が有効になります。また自分の意見を一方的に伝えるようなコミュニケーションではなく、きちんと相手の話をきく態度としてミラーリング、相槌を打つということをお伝えしました。
相手が話しやすく感じてくれれば、回り回って自分も話しやすくなりますし、要望などもより伝えやすくなります。
今までコミュニケーションが苦手だと思っていた方には、是非一度試して頂きたいです。
ミラーリングも態度や姿勢を真似するのは少し難しいということであれば、相手の言うことをおうむ返しすると良いです。
簡単な例ですが、こんな感じです。
こうして少しだけ自分の言葉に言い換えておうむ返しをすると、相手がきちんと話を聞こうとしてくれている。と受け取ってもらえるので、相手は話しやすくなったり、心を許しやすくなります。
こうした土台があってこそ、コミュニケーションはうまくいきます。
最初はぎこちないかもしれませんが、1日1回でも良いので、使ってみてください。使う相手はパートナーや結婚式場のプランナーさんだけではなく会社の上司や後輩など、誰に使っても問題ありませんし、使っていくことで距離を縮めることができますので、意識してみてくださいね。
何か気になることがあれば、遠慮なくコメントやお問い合わせ頂ければと思います。
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