結婚式当日にデータ納品する3つの理由
こんにちわ。
フリーランスカメラマンの高野です。ウエディングをメインに撮影しております。
どこかと契約しているわけではありませんので、毎回入る会場は違いますし、会場ごとのルールもあります。
ただ、今まで色々な会場に入らせて頂いたおかげで、何が起きても臨機応変に対応できる幅が広がりました。
そこはフリーとして活動しているからこその強みだと思っております。
さて今回は、自分の中で大事にしているこだわりの「結婚式当日に写真を渡す」ということについて書いていきたいと思います。
今までどの結婚式でも撮影したその日のうちに30〜40枚ほどデータで納品しております。
結婚式は様々な出来事が起き、あっという間におわってしまいます。
そのときの写真を当日中に渡すことを何故こだわりとしてもっているのか知って頂ければと思います。
来られなかった方々と喜びを共有してほしい
結婚式には友人や職場の方、親族など多くの方をゲストとして、呼ばれる方が多いかと思います。
ただ、中には会場までの距離や家庭の事情、体調などで来られない方もいらっしゃる場合もあります。
お二人の姿や、楽しんでいる様子など見たくても見れなかった方もいると思います。
そういった方とも当日の喜びや興奮、楽しさを共有してほしいと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんが遠方に住んでいて、行きたくても身体への負担などを考えて、来られなかった方がいらっしゃしました。
それでも当日の様子を早く見てほしいということで、当日中にデータを一部お渡しさせて頂き、おじいちゃん、おばあちゃんい転送してもらったところ、本当に喜んでくれたと報告があって、心底嬉しく感じた思い出があります。
SNSでの報告用に
今はインスタグラムをはじめとして、SNSをほとんどの人がやっており、個別ではなくSNSを通じて一斉に報告される方もいらっしゃいます。
SNSにアップするのであれば、その日「楽しかったー!」「あっという間だった!」という気持ちが冷めないうちにアップしたい方も多いと思います。
ですので、当日中に楽しんでいる様子などまとめてお渡しするようにしております。
それから時間が経ってから結婚式の思いを文にして、アップしようと思っても、当時の気持ちなどを忘れてしまったり、鮮明に思い出せないこともあると思います。
でもそこに写真があれば当日の気持ちを思い返すことができます。
全ての写真が納品されるまで大体1ヶ月ほどお時間を頂いておりますので、それを待ってからだと時間が経ってしまいますので、伝えたかった思いや気持ちをきちんと伝えることが難しくなってしまいます。
二人で結婚式までの道のりを見返せるように
結婚式をするとなってから、当日を迎えるまでは簡単なことじゃなく、色々な準備があり、仕事をしながら体力的にも大変な思いをした方も多いのではないでしょうか?
もしかしたら二人で喧嘩をしたかもしれません。
同じ方向を向いているはずなのに、なんだかうまくいかずに言い争ったりしてしまう方も多いと思います。
それでも、当日を迎えて最高に楽しい時間を過ごして、無事に結婚式を終えられた時に「準備頑張ってよかった」「大変だったけどあっという間だった」と感じるでしょう。
ただその一方で「みんなは本当に楽しんでくれたのか」「何か失敗しなかったかな」といったように考えてしまうかもしれません。
手元に、写真があれば安心を感じられたり、結婚式やってよかったとより思えるんじゃないかと考えております。
上にも書きましたが、当日まで色々なことがあって迎えた結婚式。
「ここが大変だったけどやってよかった」「準備が大変だったけど、楽しかった」など準備期間や結婚式に憧れをもっていたときの気持ちから感じることがあるはずです。
お家やホテルに帰ったときに、二人で当日の写真を見返しながらそんな思い出話をして、結婚式当日という1日を噛み締めてほしいなと考えております。
結婚式当日の熱量は、その日しか存在しえません。
次の日になったら、熱量や感動は当日よりも下がってしまいます。
当日だからこそ、感じられることを二人で思う存分感じるきっかけになれば良いなと思っています。
そこにこだわりを持つ
この3つの理由から、当日に写真を渡すようにしております。
なんでそこまでそれにこだわるのか。
一番簡単でシンプルな理由で、新郎新婦、その二人に関わるみなさんに喜んでほしいからです。
結婚式の開始時間が遅ければ、終わる時間も遅くなりますので、撮影後に写真をPCに取り込んだり選定したりすることも正直大変です笑
だからといって、結婚式の時間が早い方だけにデータを渡せて、遅い人には渡せないというのは、お二人からすると関係のないことです。
どんな結婚式でも撮影を任せて頂いたからには、頼んでよかったと100%思ってもらえるように、体力も気力も全て捧げる覚悟で、仕事をしています。
撮って出しのエンドロールのように、写真で二人の当日の思い出を振り返って、二人のゲストと共有して、1日しかないその日に浸って頂ければと思います。
何か不安なことや気になることがあれば、こちらのコンタクトページもしくはLINE@からお気軽にご連絡ください。