【2カメ】結婚式当日2人にカメラマン頼む価値ある?

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こんにちは。

ウェディングを中心に活動しているフォトグラファーの高野です。

だいぶ暑さを感じるようになりましたが、体調を崩さないように気をつけていきましょう!

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さて、今日は結婚式当日の撮影を2カメにする必要あるの?ということについてまとめていきたいと思います。

結婚式当日撮影で2カメってなに?

2カメとは、カメラマンが2人入ることです。動画のカメラマンは含まずに、写真のカメラマンだけで2人入ることを2カメと言います。

会場によってそういったオプションがないところもありますが、大体の会場には2カメでのオプションが入っています。

結婚式当日の撮影で1人と2人で何がどう変わるのか、詳しく解説していきたいと思います。

頼む価値はある。ただし条件付き

まず結論ですが、2カメでの撮影を頼む価値はあります。

ただしそれは、2人のカメラマンの腕とコミュニケーションがきちんと取れている場合です。

このあと2カメにするときの注意点をまとめていますので、そちらを読んで頂いて、このカメラマン・会社に頼めば大丈夫だと思えれば頼んだ方が良いです!

2カメだからといっても、1カメよりもカット数が少なかったり、似た写真ばかりでバリエーションがない場合も多くありますので、そういった場合には頼む価値はないと思います。

ですので、一度きちんと2カメでのサンプルや、どういったところでカメラマンは別れて撮影するのか、確認することは必要です。

結婚式の写真撮影にカメラマンを2人入れるメリット

結婚式のスナップ撮影でカメラマンを2人入れるメリットを紹介していきます。

2人だからこそ撮影できるシーンも多いので、メリットは多くあります。

色々な角度からの写真が残せる

1人だとどんなに急いでも全く同じタイミングで違う角度から撮影をするということは物理的に難しいので撮影はできませんが、カメラマンが2人いればそれが可能になります。

例えばファーストバイトのときに正面から1人、新郎新婦の真後ろから1人といった感じで撮影をすることで、ファーストバイトの全体の様子を残しつつ、同じタイミングで新郎の表情を撮影することができます。

ほかにもお色直しで新郎新婦についていきながら撮影するカメラマンが1人、披露宴会場に残ってゲストの様子を撮影するカメラマンが1人という形で別れて撮影をすれば、同じタイミングで起きている出来事をそれぞれ写真として残すことができます。

それぞれのリアクションが残せる

新郎新婦、ゲストと2パターンのリアクションを同時に残すことができます。

先ほどのファーストバイトの例で考えると、ファーストバイトしている新郎新婦を1人のカメラマンが、ゲストが新郎新婦を煽っていたり撮影している様子をもう1人のカメラマンが撮影することで、当日の様子をさらに細かく残すことができます。

自分たちがこんな表情をしているときに、ゲストの方々はどういう風に見ていてくれたのか、楽しんでくれていたのかをしっかりと残すことができるので、あとで見返したときに、より当日の思い出を思い返すことができます。

新郎新婦だけの写真があれば良いということであれば、1人でも全てカバーできます。

ですが、結婚式を思い出すときにはゲストの表情や様子が必要になります。

それはゲストの表情や様子を見ることで、こんな風に楽しんでたんだなあーとかそこをきっかけに、結婚式全体を思い出すことができます。

全く別の場所の出来事を残せる

前述したように中座のときなど、会場にはゲスト、ブライズルームには新郎新婦と違う場所で過ごすタイミングがあります。

それがどういうことかというと、新郎新婦の2人は中座のときの出来事を知ることができないということです。その場にいないので、見ることもできません。

カメラマンが新郎新婦についていってしまったら、ゲストの様子をあとで見返すことは難しくなります。そういったときに2人いれば、1人は新郎新婦についていって、もう1人は披露宴会場に残ってゲストの様子を残すことができます。

2人が当日見れなかった景色を、あとで見返すことができるように、それぞれの場所で撮影することが可能になります。

結婚式の写真撮影にカメラマンを2人入れるデメリット

2人いれることで、1人だと難しい撮影もできるという大きいメリットがありますが、人によってはデメリットと感じるものもあります。

メリットとデメリットのバランスをよく見てから、撮影を依頼するようにしてください。

撮影費用が高くなる

デメリットとして挙げられるのは、費用が高くなるということです。通常1人で撮影しているベースでの金額がほとんどなので、2人に増やすとなると、どうしてもその分が加算されてきます。

ですので、予算的にいけるかどうかはきちんと見積もりをもらって考えることをお勧めします。

数千円のプラスということはなく、数万円から10何万円のプラスになることが多いですので、きちんと確認しておきましょう。

ゲストの方の邪魔になる

ゲストの方もたくさん、新郎新婦お二人の写真を撮りたいと思っています。

挙式でも披露宴でも、晴れの日だからこそゲストのみなさんも全力で撮影したいと気合が入っていることでしょう。

ケーキカットのシーンでも、前のほうでお二人の姿をきちんと撮りたいと思うことでしょう。

前のほうにカメラマン2人がいたら、ゲストの方々はそれよりも前に行くこともできませんし、2人が邪魔になり思うように撮影ができないかもしれません。

カメラマン側としては、もちろん邪魔にならないように気を付けるとは思いますが、ケーキ前の一番良いスペースに大人が2人いるだけで邪魔になってしまいます。

ゲストで来られる方の満足度をあげたいと考えている場合は、1人のカメラマンにお願いするか、2カメの場合には「ゲストの方の邪魔にならないように」という注意点を伝えておく必要があります。

どんなシーンで2人での結婚式撮影は役立つか

2カメで撮影すると、どんな場面で特に役に立つのかまとめていきますので、お二人の結婚式で想像してみてください。

結婚式の中でどういうシーンを2カメで撮影してもらうと、どういう写真が残せるのか簡単にではありますが、シーンごとにまとめていきます。

控室・受付

新郎新婦の2人が控室で準備をしたり、始まるまでに一息ついているタイミングでは、早ければ受付のゲストの方々は来られていて、受付をスタートしています。

1人は新郎新婦に、もう1人は受付の様子にとカメラマンが別れることで、同時にそれぞれの様子を残すことができます。

挙式

入場時の様子を中と外の両方で抑えておけるのが、2人での撮影での良いところです。新郎新婦が入場する様子をゲストの表情とともに後ろから撮りつつ、新郎新婦の表情はしっかり中から撮影ということが出来るのは、2人カメラマンがいるからこそ出来ることです。

1人で絶対にできないというわけではありませんが、2人の方が確実です。

また、指輪交換やキスシーンでは、角度を変えてそれぞれのカメラマンが新郎新婦を撮影することもできますし、新郎新婦の撮影に1人、ゲストの表情を撮影するのに1人とわけて撮ることもできます。

披露宴

披露宴でも入場の際には、挙式と同様に中から1人、外から1人という形で残すことができます。披露宴の場合、1人でも十分対応できますが、入場の際に後ろから撮影、すぐにダッシュで前に移動という形になるので、ダッシュしている数秒間は撮影することが出来ません。

中座のときには、先ほど書いたように新郎新婦とゲストの様子を1人のときよりも多く残すことが可能になります。

各卓写真では、メインカメラマンが各卓で集合写真を残している間に、他のゲストの様子をもう1人のカメラマンが撮影できます。

他にもケーキカット、ファーストバイト、新婦からの手紙など、色々な進行の中で新郎新婦とゲストそれぞれ分けて撮影できるということは、2人カメラマンがいるからこその安定感があります。

役に立つポイントまとめ

結婚式は受付から披露宴のお開きまで、色々なことが同時に起きます。そういったときに2人いれば、それらのシーンを逃すことなく撮影することができます。

前と後ろから、新郎新婦とゲスト。1人だと全くの同時刻に撮影できないことを出来るようにするのが、この2カメ(2人で結婚式を撮影)です。

同時に色々な場面を切り取れるというのは複数人いないとできないことですので、自分たちの結婚式を想像してみて2人いたほうが良いのかどうか考えてみても良いかもしれませんね。

カメラマンが思う注意点

今までゲストとして参加した結婚式でも、2カメをお願いしている状況を何度か見たことがあります。

その中でカメラマンという目線から気をつけた方が良いと思った点をいくつかお伝えしたいと思います。

2人カメラマンがいても同じところからしか撮影していない

結構よく見られたのが、2人とも同じ位置から撮影しているということです。カメラマンが並んで撮影していると言った方がわかりやすいかもしれません。

そうすると若干角度が違っても、ほぼ同じカットになってしまいます。また、2人共新郎新婦を見ていると、ゲストの様子を残すことは難しいです。

写真会社によって、どこをどう撮影しないといけないと決まっている可能性もあるので、一概にどうこう言えませんが、そういう撮影をするのであれば、お金を追加で払ってまで2人カメラマンをお願いする必要はありません。

2カメのオプションがある場合、それぞれどういうカットを残してくれるのか確認しておきましょう。

中座のときにも、2人のカメラマンが新郎新婦についていき、披露宴会場には誰もカメラマンがいないという状況もよく見ます。自分がカメラマンという仕事をしているからなのか、それなら2人いる意味ないんじゃないかな?と思うことが多いです。

2人になったから、単純に撮れる量・シーンが2倍になるというわけではありません。その撮影するカメラマンによっては1.1倍くらいにしかならないこともあり得ます。

安くない金額を払うわけですから、その辺はしっかりしろよと言いたくなります。笑

少しでも結婚式が終わったあとに後悔しないためにも、何度も書いてしまってますが、事前にどういった構図でどういった写真が残せるのか確認しておく事は大事です。

また、お願いする際には1人は新郎新婦をメインに、1人はゲストの様子をメインに。とプランナーさん経由でも伝えておきましょう。

まとめ

結婚式の当日の様子を2人のカメラマンにお願いするとしたら、新郎新婦である2人が見えない部分まで残すことができますので、そういったところも残したいという方は是非検討してみてください。

もちろん自分も2カメに対応しており、リクエストがあればサブカメラマンを手配させていただくこと可能です。

ただ、注意すべき点というところで書いたように、予算的に少し多くなってしまう点と、会場のカメラマンによっては2人いるメリットを使いこなせていないところもあります。

申し込む前にどこをどう撮影してくれるのか、2人とも同じ位置で撮影しているのかなど確認をしっかりしておきましょう。

少しでも残して欲しい、楽しんで欲しい

今こうした状況の中で、少しでも何か形に残るものを作っておいて欲しい、楽しめることを経験して欲しいと思っています。

先日こうしたお知らせを出させて頂きましたが、追加で以下の対応を取らせて頂きたいと思います!

 

エンゲージメントフォトの以下プランをご依頼頂いた方は結婚式撮影のご依頼をいただければ、結婚式撮影の金額を一部サービスさせて頂きます。

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撮影以外でも気になることなど聞きたいというだけでご連絡頂いても問題ございません。
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