6つのこだわり
打ち合わせへのこだわり
打ち合わせでは、当日のタイムスケジュールや余興、演出についてはもちろん確認させて頂いております。
ただ、それ以上に時間を割いて聞いている内容として、
- 二人はどう出会ったのか
- どういうデートを今までしてきたのか
- 新婚旅行はどこに行きたいか
- 結婚式でたのしみにしていること
- 思い出のデート、旅行は何か
- プロポーズの場所はどこで
- 休みの日は何をしているのか
- 趣味は何か
など、お二人の人柄やプライベートについて聞いております。
もちろん全てを無理やり聞くのではなく、お二人と話す中で話しやすい話題を聞いております。
なぜ結婚式当日に必要ない事も聞いているのかというと、撮影には必要だと考えているからです。
友人や親族の方が撮る表情と、全く知らない第三者のカメラマンが撮る表情は同じようで全く違ってきます。
友人や親族の方は、新郎新婦の方と過ごしてきた時間がカメラマンよりも絶対的に長く、お互いのことを知っているからこそ良い意味で油断することができます。
Aire worksは挙式・披露宴撮影では自然体のお二人、周りの空気を残すことに力を入れておりますので、カメラマンの前でも良い意味で油断をして欲しいと考えております。
またお二人の人柄がわかる事で、「だからこの演出なんだ」「ゲストの友人とはこういう関係なんだ」など、結婚式当日中に感じることや考えることが出来るので、撮影すべき瞬間やポイントを予測することが出来ます。
そのため、打ち合わせでは結婚式への不安や楽しみ、結婚式が終わったあとの楽しみなども含めて色々とお話しさせて頂ければと思います。
こちらも何も隠すことなく何でも答えますので、何か気になれば遠慮なく聞いてください。(もちろんプライベートな事も)
ゲストの写真
結婚式はお二人が間違いなく主役で、お二人を中心に最高の1日を写真に残すことがカメラマンの仕事です。
Aire worksではお二人が思いっきり楽しんでいる様子だけ残せば良いということではなく、ご親族やゲストの方々の様子も多く残しております。後日見たときにお二人と関係のあるゲストの表情や様子が残っているからこそ、当日や当日に至るまでの様々な思い出を振り返ることができると考えております。
お二人の写真はゲストの方々もスマホやカメラで撮影することが多くなってきておりますので、クオリティの良し悪しは別にして、お二人の写真は大量に手元に届きます。
ただ、ゲストの写真はあまりお二人の手元には残りません。
お二人が話をしていたり、余興を見ていたりするときにゲストはどんな感情でどんな表情なのか気付くことはなかなか難しいです。
そういった表情をカメラマンが残す事で、「こんな事があったんだ」「このときこんな感情だったんだ」と知らなかったことを知ることが出来ます。
結婚式当日はお二人だけが作り上げているものではなく、お二人と周りのゲストの方で作られるものです。
その作り上げられた二度とない1日をしっかりと後でも感じられるように写真を残していきます。
当日の様子を当日中に
結婚式がおわったあとに当日中に30枚前後はデータを編集して、お渡ししております。
理由は2つあります。
1つ目は結婚式が終わって結婚式の気持ちが最高に高まっている間に、
当日の様子を振り返る事で、長い時間をかけて準備してきた最高の1日を改めて実感して余韻に浸って頂きたいと考えております。
2つ目は当日来られなかった方に同じ温度感で、当日の様子を知って欲しいという気持ちがあるからです。
結婚式がおわり、ご自宅やホテルに帰られたあと、
お二人で写真を見返しながら、今日は本当に良い1日だったと会話したり、
来られなかった方と「こんな1日だったよ」と話すきっかけの一つになれば幸いです。
チームワーク
結婚式にはたくさんのスタッフが関わっていて、当日を迎えています。
プランナー、司会、ヘアメイク、キャプテン、介添え、サービススタッフ、カメラマン、そのほか多くのスタッフが関わっています。
Aire worksでは結婚式当日に「初めまして」の方を一緒に仕事をすることが少なくありません。
どんな司会の方なのか、どんなキャプテンなのか、このビデオカメラマンはどの位置から撮りたいと思っているのかなどわからないことが多いです。
ただ、そこでお互い黙って仕事をしていても、お互いが変に遠慮してしまったり、逆に干渉してしまったりしては新郎新婦のお二人、ゲストの方々へ最高のサービスをお届けすることは出来ません。
そのため、スタッフの方々と積極的に会話をすることでチームワークを構築していくことに意識をおいています。
例えばビデオのカメラマンと写真のカメラマンのコミュニケーションがしっかり取れていないと、同じ場所で結果的にポジション争いをしてしまい、お互い良い瞬間を逃す可能性もございます。
あらかじめ、「このシーンのときはこっちから撮りたいんですけど、大丈夫ですか?」と確認をするだけで回避できる内容です。
結婚式は一つの業者がガムシャラに頑張ったところで、良い雰囲気・会場を作ることはできません。
全てのスタッフが同じ方向を向いて頑張ることで、良い雰囲気・会場を作ることができます。
Aire worksは当日のスタッフの方と即席でもチームワークが存分に発揮できるよう心がけています。
演出はしない
感情が動いたその瞬間を大切に残しておきたいと考えていますので、無理に笑ってもらったり、感動するシーンをこちらで見せかけるような指示は出しません。
例としてファーストミートを挙げさせて頂きますが、ファーストミートは挙式前に二人が行うもので、撮ろうと思えば様々な角度で何回でもやり直して、新郎さんの驚いた表情や嬉しそうな表情を何枚も残すことができます。
ただ、Aire worksは一回しか撮影しません。
仮にビデオカメラマンが「次は寄りで撮りたいからもう一回同じように動いて欲しい」と思っていてもそれは違うと思うと伝えて最初の一回でお互い良い瞬間を逃さないように話し合いをして進めております。
ファーストミートで、ドレスを着てヘアメイクをした新婦さんを見たときの新郎さんの表情は、その最初の一瞬が本物で、感情が溢れてくる瞬間だからこそ残す価値があるし、かけがえのない写真になると考えております。
何回もやり直して残した写真は良い表情を残せるかもしれませんが、その時の感情を残すことはできません。
結婚式はお二人の歩んできた時間を表現するドラマではありますが、台本やヤラセのないドキュメンタリーとして捉えております。
こちらで事細かに指示を出してしまったら、演じる人が違うだけで、毎回同じドラマになってしまいます。
やり直しがきかないからこそ、その一回しかないからこそ、お二人から出てくる感情や表現をそのまま残した写真に価値があると信じています。
仕上げはシンプル、丁寧に
SNSが流行り、目立つ写真には注目が集まり、「いいね」の数などで写真の良し悪しを判断する方もいると思います。
Aire worksはSNSのために写真を撮影して、編集しているわけではありません。
SNSで目立つ写真は言ってしまえば簡単に編集で作ることができます。
彩度を高くして色を濃くし、コントラストをあげて線を濃くし、色を過剰に乗せればかなり目立つ写真になります。
ただ、本当に欲しいのはそのギラギラの写真でしょうか?
知らない人にも注目されたい写真を残すことが結婚式でのカメラマンの役割でしょうか?
結婚式の写真は一枚でも良いから、印刷して玄関に飾ったり、リビングに飾ったりして欲しいと思っています。
過剰に写真を編集してしまうと、スマホの小さい画面では綺麗に見えるかもしれませんが、
印刷したときには細かいところが破綻してしまって、綺麗に印刷されません。
飾って欲しいという思いがあるからこそ、印刷したときに綺麗に見えることを意識して編集しております。
また結婚式の写真はお二人だけではなく、ご両親に見てもらったり、お子さんが生まれたら、いつかそのお子さんに見せたりして家族間の会話が増やす事のできるコミュニケーションのツールだと思っています。
世代を超えても当時の記憶が蘇るような、伝えたくなるようなシンプルで綺麗な写真に仕上げていきます。